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Rosenborg Slot
Øster Voldgade 4A
1350 København K
Tlf: +45 3315 3286
museum@dkks.dk

デンマーク王室と日本

アメーリェンボー城クリスチャン8世宮殿、豪華階における特別展(開催期間 6月17日~9月3日)

 

当博物館は、数世紀にわたるデンマーク王室の日本への多大な関心を披露する特別展を催し、日本・デンマーク外交関係樹立150周年を祝います。王室の公私にわたる所蔵品、とりわけ、優れた日本の美術・工芸の珠玉の品々を、ぜひご覧ください。

 

デンマーク王室と日本  high-res photos: Japan in the Royal Family, PR photos
Japan in the Royal Family, Restoring of Japanese screen

博物館補修室の補修員が、19世紀の日本製のもろくなった1隻の絹製屏風を修復しているところです。金糸を用いた貴重な屏風の品々は、以前は皇室・将軍家・その他名家が所蔵しておりましたが、19世紀の時代の進行に伴って、ヨーロッパ各国の君主に贈り物として寄贈されております。(王室史料コレクション蔵)

 

Japan in the Royal Family, Lacquer cabinet from the 18th century

18世紀の日本の蒔絵の飾り棚。シャロテ・アメーリェ王妃(1650-1714) が異国趣味の小物の蒐集棚として使用されました。稀覯品は 宮殿来訪客に披露され、話題づくりに役立ちました。ヨーロッパ仕様として飾り棚には、金箔を配した木製の脚が取り付けられています。(王室史料コレクション蔵)

 

Japan in the Royal Family, Lacquer cabinet, detail

日本の蒔絵の飾り棚。装飾には日本の古典的花鳥風月が見られ、長寿と幸福を象徴化した鶴の絵が描かれています。鶴は数世紀にわたって日本の美術・工芸における人気のあるモチーフです。

 

Japan in the Royal Family, Lidded vase from the 17th century

17世紀後期の作と思われる日本の蓋付き花瓶。約85センチメートルの高さの素晴らしい伊万里焼の陶磁器の花瓶で、この種の大きさの陶磁器はヨーロッパでは人気がありましたが、18世紀になるまでヨーロッパでは製作されませんでした。現在、この花瓶は王室史料コレクションが所蔵しておりますが、日本・中国の陶磁器を大がかりに蒐集されていたソフィーイ・マウダリーネ王妃(1700-70)によって所有されていたものです。この花瓶は1953年に陛下が皇太子時代に初めてデンマークをご訪問された際、ご覧になられた展示品の一つです。

 

Japan in the Royal Family, Folding screen from the 19th century, detail 1

古典的花鳥風月が絹地の上に描かれた屏風絵の細部。スズメが花に飛んできた虫を捕らえようとしているところ。(王室史料コレクション蔵)

 

Japan in the Royal Family, Folding screen from the 19th century, detail 2

古典的花鳥風月が絹地の上に描かれた屏風絵の細部。魚を捕まえたカワセミ。(王室史料コレクション蔵)

 

古典的花鳥風月が絹地の上に描かれた屏風絵の細部。鶴は長寿と幸せのシンボル。(王室史料コレクション蔵)

 

デンマーク王室と日本 ロゴ

 

デンマーク王室と日本 ロゴ